Sauna(英単語)はどこから来たの?
英単語のsaunaは、フィンランドから来ました。熱いお風呂と、それに入る部屋や建物の両方を指す古いフィンランド語で、英語は1881年にこの言葉を借りました。今では多くの言語で、いちばんよく知られたフィンランド語になっています。
古いフィンランド語
フィンランド語のsaunaは、伝統的な入浴と、その浴場そのものを指します。近い親戚のフィン諸語のなかには、対応する言葉が単に小さな小屋、たとえば漁師の小屋を意味するものもあります。言葉そのものの由来については、言語学者ペトリ・カッリオが、一部の学者の支持を得て、ずっと昔に初期のゲルマン語から借りたという説を出しています。英語のstackと同じ系統の、積み重ねや山を意味する言葉で、初期のサウナストーブを形づくっていた石の山を指していたのかもしれません。
フィンランドから英語へ
英語で初めてsaunaが記録されたのは1881年で、熱した石に水をかけるフィンランドの蒸し風呂を指し、最初はフィンランドについてだけ使われました。フィンランドからの移民はサウナの造りや習慣を海外へ持ち出し、1938年にはフィンランドのヴァーサで電気サウナストーブが登場しました。第二次世界大戦後、サウナはスカンジナビアとドイツ語圏の国々で大人気になり、1959年には英語の話し手が、フィンランド以外の家庭やジムのサウナにもこの言葉を使っていました。
なぜスウェーデンやロシアだと思われるのか
フィンランドの隣国にも、それぞれの熱い風呂があります。スウェーデン人とノルウェー人はそれをbastuやbadstuと呼び、これは「浴場小屋」を意味するbadstugaから来ています。入植者が今のアメリカに持ち込んだ最初のサウナも、デラウェア川沿いのニュースウェーデン植民地にあったスウェーデン式のbastuでした。ロシア人にはバーニャがあり、フィンランドのサウナにかなりよく似ています。それでも世界が借りたのは、フィンランド語の言葉でした。フィンランドには約550万人に対して少なくとも200万のサウナがあり、2020年にはユネスコがフィンランドのサウナ文化を無形文化遺産に登録しました。
出典:etymonline.com ↗ · merriam-webster.com ↗ · en.wikipedia.org ↗ · ich.unesco.org ↗