ヨウムはどこから来たの?
ヨウムは、コートジボワールからコンゴ盆地を横切ってケニアまで広がる、赤道アフリカの森から来ました。鳥の中でも特におしゃべりが上手なことで有名で、ペット取引のために野生から大量に捕らえられてきました。
アフリカの森のオウム
ヨウムの分布域はコートジボワール東部からケニアまで広がり、ビオコ島やプリンシペ島などの島にもすんでいます。うっそうとした森を好みますが、森の縁や、川沿いの回廊林、サバンナの林でも見られます。カール・リンネは1758年に、この鳥をPsittacus erithacusとして記載しました。近縁のコイネズミヨウムは長いあいだ同じ種に含められていましたが、2007年に発表された遺伝子研究をきっかけに、別の種として扱われるようになりました。
頭のいいおしゃべり
ヨウムは最も賢い鳥の一つで、人の言葉やほかの音を飽きることなくまねるため、最も人気のあるペットの鳥の一つになりました。多くのヨウムが、いくつかの課題で4〜6歳の子どもと同じくらいの成績を見せています。いちばん有名なのは、動物心理学者アイリーン・ペパーバーグが30年にわたって研究したアレックスです。アレックスは100を超える単語を使い、色や形、素材の名前を言うことができました。2005年、ペパーバーグは、アレックスがゼロという概念を理解していると報告しました。
なぜアマゾンだと思われるのか
しゃべるオウムといえば南アメリカを連想しがちです。そこには約30種のボウシインコ(アマゾン)がすみ、その多くも人の言葉をまねることができます。けれどもヨウムはアフリカの鳥で、その人気が大きな犠牲を生んできました。1982年から2001年までのあいだに、おそらく100万羽を超える野生のヨウムが取引され、捕獲されてから市場に出るまでに多くが死んでいます。西アフリカのある国では、1992年以降に数が90〜99%も減りました。2016年、IUCNはこの種を絶滅危惧IB類(EN)に指定し、ワシントン条約(CITES)は最も厳しい保護の対象にしました。
出典:en.wikipedia.org › Grey parrot ↗ · en.wikipedia.org › Alex (parrot) ↗ · en.wikipedia.org › Amazon parrot ↗ · news.mongabay.com ↗